今後、思うように出張がいけない状況がいつまで続くか分からない中、NEWJI VRは現場管理の選択肢の一つ。

今後、思うように出張がいけない状況がいつまで続くか分からない中、NEWJI VRは現場管理の選択肢の一つ。
豊田通商株式会社

グローバル部品・ロジスティクス本部 グローバル部品第二部 西日本営業グループ 様

出張経費にしても時間にしてもかなり節約できると思いますし、わざわざ現地に行かなくても、という発想も生まれてきた。

“お客様に工程監査や品質管理に注力できる環境を提供すると共に、

広い視野で現地とコミュニケーションを取る手段”

 

 

現地で2ライセンス、国内で1ライセンスをご利用頂いている豊田通商株式会社様。総合商社としてお客様とサプライヤーをつなぐ立場でサービスを活用し、コロナ前後の仕事に対する向き合い方、現場へのこだわりやサービスに期待することなど、久野様と伊藤様にインタビューを行いました。

 

 

Q.久野さん、伊藤さんのお仕事内容について簡単にご紹介いただけますか?

 

 

(久野様)

私たちの部署は、大手輸送機器メーカーや産業機器メーカー様の製造用の部品を日本国内外から調達し、世界各国へ運ぶ仕事をメインに行っています。元々は大手自動車メーカー様の海外事業体様向け部品物流が主流でしたが、最近は自動車以外の産業・業界にも関わり、そうした業界のお客様向けにも部品物流を行っていますが、最近はコストや事業特性から海外調達品も増えており、需給管理はもちろんのこと、品質にまつわる問題の解決や、物流コストの改善という目的で現地現物の機会が非常に増えつつあります。

 

 

Q.総合商社やお二人の部門において、現場確認の必要性について具体的に教えてください。

 

 

(伊藤様)

私たちがお付き合いしている産業機器メーカー様は、部品の生産の一部を海外に委ねており、

言語の違いもありお客様の考えや意思が伝わりにくい環境にあります。意思の疎通が十分でない海外サプライヤー様との立ち上げは品質管理面での理解の齟齬も生じやすく、またコロナ禍で現地支援・教育も難しいことから、色々な品質問題に直結、問題の発生率や深刻度もコロナ禍で増幅していると感じています。現地入りできない今こそ、現地現物の確認の必要性に迫られているのではないでしょうか。

 

 

(久野様)

 

品質問題がどのように発生しているかは、静止画だけだとやはり伝わらない部分が多々あります。

そういう状況で、今NEWJI VRを使いながら、点ではなく、もう少し広い視野で全体を見られるように、現地とコミュニケーションを取る手段として、活用をさせていただいています。

 

 

Q.新型コロナウイルスが流行する前後で変わったと感じる仕事の進め方に関しては、現場を見る・見ないなど、リアルの出張に行けなくなった点があるかと思いますが、仕事のあり方が大きく変わったのはどういうところでしょうか。

 

 

(伊藤様)

コロナ禍前までは、お客様もかなり頻繁に現地入りされていました。

お客様自身がメーカー選定時から現地へ足を運び、生産工程や工場全体の管理状態をご自身の目で確認された上で、メーカー選定を行い、品質担当者は品質支援活動を、調達担当者は安定調達のための管理支援を行っていましたが、コロナ禍で出張に制約が生じたことで現場管理が非常に手薄になったと言わざるを得ません。

 

海外出張の許可取得が難しい今、駐在員や現地のスタッフに現場の管理監督が任されていますが、品質管理においては専門知識も必要とされることから、駐在員や現地のスタッフだけでは支援、教育が行き届かないことが多く、そんな中、NEWJI VRを活用する選択肢があることはとても心強いです。

 

 

Q.NEWJI VRを活用した御社の今後の取り組みについて聞かせていただけますでしょうか。

 

 

(久野様)

コロナとの共存の時代で、出張に行かなくても現場・現物の確認ができるNEWJI VRは、継続して活用できる場面が非常に多いと感じています。NEWJI VRの利用は、出張経費や出張時間の節約にも繋がりますし、「わざわざ現地に行かなくても」という発想も生まれています。

 

 

(伊藤様)

 

お客様も私共もコロナによる移動制約がこれほどまでに長期化するとは想像しておりませんでしたが、コロナ禍における現地現物の在り方についても考えさせられることとなりました。

出張規制がある中でもやれることはある、やっていかないといけないという思いが芽生え、2年前と比較するとNEWJI VR活用についてお話した時のお客様の反応、感度はかなり高くなっていると感じますし、当社の付加価値サービスの一つとして積極的にNEWJI VRの活用も提案していきたいと思っています。

 

 

Q.NEWJI VRを初めて利用されるお客様やサプライヤーの方々の反応はいかがでしたでしょうか。

 

 

(伊藤様)

海外サプライヤーの立ち上げにおける工程監査でNEWJI VRを利用した実績がありますが、この際、工程監査を実施されたお客様からは「日本企業とWeb会議するより動作がスムーズかつ画質も良く、活用度が高いと感じた」といったご評価を頂けましたし、工程の細部まで視聴が可能で、相互で会話をしながら確認や指導も可能であり、リモートでありながら現場にいるかのような成果を上げられたことへの手ごたえ感が私共にもありました。

 

実はこのお客様はインドの拠点立ち上げ時に他社のVRシステムを利用されたそうなのですが

その際に十分な成果を得られなかったため、VRシステムに対してあまりいい印象をお持ちでなかったのです。

 

 

Q.NEWJI VRのインド拠点も開設したばかりなのでタイミングがいいですね

 

 

(伊藤様)

インドについてもNEWJI VRの活用を提案していけると思っています。お客様のお話を伺っていると、過去のインド工場立ち上げにおけるVR利用に関しては、VRサービスの問題というより、社員の皆様が機材の持ち込みからVR機器のセッティングや操作をしながら、現地スタッフの指導もされていたようで、社員の方々へのご負担が高かったことが問題だったのではないかと考えています。そこで私たちがVR機材の利用をサポートし、お客様が工程監査や品質管理に注力できる体制を整える。そういった支援活動ができれば、一つの良いカタチになると思っています。

 

 

Q.NEWJI VRに今後なにか期待することはありますか?

 

 

(久野様)

取り扱い品の品質管理の方法の確認・協議・決定が多いので、撮影した動画を記録として残して情報の書き込みができるとよいですね。監査を行いながら記録を残して、それらが最終的には出張レポートになるといった一連の流れがNEWJI VRで行えると非常に面白いと思いました。理想でいえば、音声録音から文字起こしされて、出張報告みたいなのが自動で出来上がってくるようになるとさらに使用シーンも増えそうです。

 

 

(伊藤様)

工程監査等で利用する際、海外相手だと外国語と日本語のやり取りになってきます。言語の違いで伝わりきらない内容もあるため、文字や映像で記録に残しておけることがとにかく大事ですが、他の機能と一緒に使うことで議事録としてだけではなく、検査基準書や工程フロー作成などにも発展させられるようになったら、お客様にも喜ばれそうですね。

 

 

Q.NEWJI VRを活用した今後の御社の取組み、将来の構想などがあればお聞かせください

 

 

(伊藤様)

VRシステムの利用・リモート監査の定着により、移動時間の節約、出張旅費の削減を達成し、そこで捻出された時間やお金を別の業務に充てることで、業務の効率性が大きく向上しました。加えて、日本にいながらにして現場管理、品質管理が可能となったことを受け、お客様の海外調達推進ストップを阻止でき、当社としても当社介在の機会を失わずにすみました。

VRシステムを使った検品機能の提供やサプライヤ開拓での利用など、当社の付加価値・サービスのひとつとしてVRサービスを利用していくことで当社の強み、機能をより魅力的なものへと磨き上げ、我々のビジネスモデルをより強固なものにしていくことができれば嬉しいなと考えています。